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「COMP」とは?
【ビジネスモデル研究】シリーズ第三弾になりました。COMPは株式会社COMPが販売する「夢中をサポートする、完全バランス栄養食」です。 COMPは「完全食(meal replacement)」と呼ばれており、ヒトの健康に欠かせない必須栄養素が全て摂取できるという代物です。
COMPのビジネスモデルを読み解く
ビジネスモデル図解
今回もチャーリーさんのビジネスモデル図解ツールキットを使ってCOMPのビジネスモデルを図解してみます。
COMPのドリンクやパウダーは必須栄養素を満たす「完全食」としては申し分なかったのですが、「食事をしている感じがしない」というユーザーの声が多くありました。
そこで登場したのがCOMPグミでした。グミを咀嚼するという行為が満腹感を増幅し、「食事をしている」という感覚をユーザーへ提供することに成功しました。
徹底的に「手軽さ」を追求したCOMP
COMPは「他の食事なしで必須栄養素を全て摂取できる」という、完全食としての条件を満たしているだけでなく、その「手軽さ」も注目すべきです。 パウダータイプであれば粉を入れて水を入れて混ぜて口に運ぶまで1分もかからないでしょう。グミタイプであれば「いつでもどこでも」袋から取り出して摂取できるという携帯性も兼ね備えています。 1日3回で計1.5時間を要する「食事」という行為は、人生の7.5%(80年生きたとして6年間)を占めます。 その「食事」にかける時間をCOMPによってハックすることで、「あなた自身が本当に取り組みたいこと」に掛ける時間が増えるのは有意義なことだと思います。「食事を取る時間がない」×「健康を維持したい」という二律背反を両立
COMPは「健康と食事」に関するステレオタイプを打ち壊した革新的な商品だと思います。 「健康と食事」の定説:
- 健康を保つためにはバランスの取れた食事が必要
- バランスのとれた食事には手間暇が掛かる
- 栄養”補助”食品であるサプリメントだけでは健康を保てない
しかしCOMPは「他の食事は要らず、COMPだけで必須栄養素を全て手軽に摂取できる」代物でした。

COMPが実現した逆説:「手軽に摂取できる完全バランス栄養食」
まとめ
今回は「必須栄養素を全て摂取できて食事の代替となる」完全食COMPについて紹介いたしました。 COMPに対して私は正直に「使ってみたい」と思います。 記事を書くことやプログラミングに集中していると「もうこんな時間か…昼食いらないかな」と思うう瞬間がしばしばあるからです。その時にCOMPがあれば作業を中断することなく栄養を摂ることができます。 しかしやはり1日3食全てをCOMPで代替するのは抵抗があると思います。 私も美味しいお酒と食事が大好きなので、プレーン味(豆乳風味) のCOMPだけでずっと過ごすとしたら、ほとんど拷問です。 なので私は「作業に集中して取り組みたい日の昼食」「仕事終わりにジムへ通った後の夕食」など「時間は無いけれど栄養を摂りたい」シチュエーションに応じてCOMPを食事に取り入れてみたいです。時間がなくてないがしろにされていた食事が、「外食より安い値段で」×「手軽に」×「完全な栄養バランスを持つ」食事に代わるとしたら素晴らしいことだと思ったからです。
それにCOMPは、忙しいときは簡単に食事を済ませられる一方で、ゆっくりと時間をかける普段の食事や、友人・恋人と過ごす食事を、より特別なものにしてくれると思います。 COMPのビジネスモデルを研究してみて、「どれだけ強い/深い逆説の構造を実現することができているか?」という観点はそのビジネスモデルが人々に与えるインパクトの強さに直結すると感じました。スポンサーリンク
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